北海道

GET'S・ARTIST PICK UP No.111〜Diamond Dust〜

zt2022_5433補正済s

川島 沙耶(ソプラノ):左側
福 由樹子(ピアニスト・作編曲家):右側

共に北海道で活動するアーティストユニット。
歌詞を伴わず母音のみで歌い上げる伸びやかで爽やかな高音の歌唱と、軽やかではじけるようなピアノ演奏が織りなす世界は、まさにそのユニット名にふさわしい「ダイアモンドダスト(天使の囁き)」そのもの。
ひとひらの雪がそっと風に踊るように。癒しの光が煌めくように。
北の大地から、心洗われる響きを……

2023.5.28 Release
1st Album

天使の囁き

ジャケ画像s

DDM-01
¥3,000(税込)

[収録曲]
1.Diamond Dust 作曲:福 由樹子
2.KAMUI 作曲:福 由樹子
3.めぐり逢い 作曲:アンドレ・ギャニオン
4.雪の子守唄 作詞・作曲:島みやえい子/編曲:福 由樹子
5.深く鎮める雅の森(DiamondDust Version) 作曲:福 由樹子
6.The Water is Wide スコットランド民謡
7.Sunset 作曲:福 由樹子
8.Winter 作曲:福 由樹子
9.彼方の先へ 作詞・作曲:川島 沙耶/編曲:福 由樹子




5月28日に1stアルバムリリース、そして同日に記念コンサート開催おめでとうございます。直前に控えた今のこのタイミングでの、率直な感想をお聞かせください。

川島:福さんとは以前から一緒に演奏していたのですが、ユニットとしてコンサートを正式に行うのが初めてなのでここからが新しいスタートになるのですね。なんだか未知なる旅に出るような気持ちです。

福:昨年から1年以上かけて準備をしてきていよいよお披露目、今までに無い形なのでドキドキしています。

Criative Opera Mixへの出演をきっかけに意気投合されてユニットを結成されたお二人ですが、お互いの「第一印象」と、今お互いに抱いている「現在進行形印象」を教えてください。

川島:相手の気持ちに寄り添ってくれるとてもピュアで優しい方。今も変わらずあたたかくポジティブな言葉で励ましてくれます。

福:クラシックのソプラノ歌手という先入観を壊すべく、なんでもチャレンジしたりpops目線もあって驚くと同時に、何より歌が好きだなと思っていました。今も当初とあまり印象は変わらないですが、華もあり芯もあり、音楽に対しても一緒に探求していけるので嬉しいです。

母音歌唱+ピアノというスタイルは、どういう経緯で確立されたものでしょうか?

福:選曲の段階でインストゥルメンタルの曲をやってみようとなり、その時に、歌詞をつけるよりメロディを母音で歌うアイデアが出て、やってみたらとてもよかったので。また、昨年私(福)の別の制作で、厚沢部町道の駅の動画の音楽を作ったのですが、その時はユニットとは別で、1曲参加してもらい、その時に全て母音で歌ってもらったのもきっかけだったと思います。

おふたりが音楽の道を目指されることになった「一番最初の原風景・原点」を教えてください。

川島:幼少期からピアノを習っており、家族も好きなので音楽は常に身近にありました。歌の道で言いますと、高校3年生の時にオペラ歌手の演奏を聞いて、“人間の声の可能性”に心から感動しました。今もずっとその可能性を追い求めて歌い続けています。

福:プロとしてでは無いですが、音楽をやっていきたいと思ったのは、中学生の時に小澤征爾さんのオーケストラ聴いた時に、こんな風にピアノが弾きたいと思ったのと、「ラストエンペラー」を観に行って坂本龍一さんの音楽に衝撃を受け、こんな音楽を書けるようになりたいと思った事だと思います。ピアニストでは無いですね(笑)

おふたりがご自身に抱いている「自分の音楽の『色』」は何色ですか?

川島:自分の声の色だとすると、あったかい色!(であってほしいですね笑)聞いている方の心がホットになるような。

福:なんでしょう。。透明ですかね。時として色んな色になる感じです。

おそらくこれから「Diamond Dust」を知っていく読者の皆様へ、メッセージをお願いします。

川島:耳で聞いた瞬間に広がる想像の世界を堪能していただきたいですね。色んな景色だったり、人だったり、思い出だったり、香りだったり。私達の音楽がたくさんの人々の心の癒しやぬくもりになれたら幸せです。

福:歌とピアノで奏でる北の音楽、Diamond Dust を、どうぞ宜しくお願い致します!




GET'S・ARTIST PICK UP No.110〜笠原瑠斗さん〜

北海道が生んだR&B/SOUL MUSICアーティスト『笠原瑠斗 Kasahara RYUTO』。
大らかで軽やかな空気を纏う歌声は、まるで北海道が持つ自然そのもの。
ボーカルユニット<MOL>、SOULバンド「THE SOUL EATERS」のボーカル、ラジオDJ……
走り続ける彼の魅力に迫る。


【MAIN】Ryoto-Kasahara_s

【笠原瑠斗オフィシャルリンク】

笠原瑠斗オフィシャルサイト
official
Twitter

2023.4.26 Release
New EP

WALKING MAN

WALKING-MAN-JKT(RGB)s

1.Shine on
2.Good things
3.WALKING MAN
4.feel (grooveman Spot Remix)


─2023年4月26日、ニューEP『WALKING MAN』リリースおめでとうございます! 早速ですがその『WALKING MAN』を構成する、表題作を含む4曲に共通するテーマや芯みたいなものがあれば、教えてください。

ビートメイカーのgrooveman Spotさんと作ったというのもあるので、雰囲気的にちょっと「シティっぽさ・都会寄り」ではあるのかなという感覚はあります。
僕は割といなたいものが好きで、今まではそれを主軸にしていたところがありましたが、今回の『WALKING MAN』には「僕にはない部分」のgrooveman Spotさんの「今の音」という部分でフォーカスを入れてもらっている感覚でしょうか。その作風に寄ったような、そういったテーマの4曲になってます。

─このEP以前の曲にはシティっぽさはあまり意識されていなかった?

してなかったですね。曲によってはあるんですけど、どちらかというと、僕が好きで目指していたのが「90年代」とか「60年代」とかで、そういう好きな部分をどんどん掘り起こしてたタイプだったんです。grooveman Spotさんは僕とは逆(の方向性)にR&B界隈では注目され話題になっている方なので、そういう人たちと絡む「シティ感」を意識しました。

─ということは、これまで笠原さんのサウンドを聴いてきたファンの皆さんやリスナーさんからすると「あれっ? これちょっと雰囲気違うな」っていうのがパッとわかるような感じの仕上がりですか?

そこもありますね、たぶん。ビートで感じる部分もあるでしょう。自分としてもかなり好きな感じで出来たので、「変わらない部分」と「音的に雰囲気が変わった部分」を感じられるかな、という気はします。

─先ほどの「90年代とか60年代を掘って」という言葉からも窺えることなのですが、年齢的におそらくジャスト世代とは異なる時代の音楽との出会い、まして18歳の「まだ何者でもなかった青年」をニューヨークに飛び立たせるまでにのめり込ませた、その「原点」って何だったのでしょうか?

最初、僕はブラックストリートっていう90年代のR&Bのグループにめっちゃ憧れて、R&B好き!ってなったんです。自分がR&Bに向かうにあたってどうする? ブラックストリートはどこから生まれた? ニューヨーク! じゃあ目指す原点はニューヨークだな!って。

─R&Bとの出会いのそもそものきっかけは?

もともと僕はジャニーズやEXILEとかが好きで歌を始めて、ボイストレーニングに通っていたんです。そのボイトレの先生がたまたまR&Bを流していたことがあって、それを聴いた瞬間からもう、体に電気が……稲妻が走る! っていう表現そのものの瞬間を感じました。価値観が一気に、180度変わるというか、自分の中の「カッコイイ」の概念がクルッと変わってしまって。いい意味で、自分の「好き」なものが、その瞬間にちゃんと出来た感じだったのかな、今思うと。
(僕が)子供の頃って、人から聞いたり見たもので判断して「好き」を「決めた」けど、そのときに初めて感覚として「自分はこれが好きだ!」と「気づいた」のかもしれないです。
これはたまたまボイトレの先生がきっかけでしたけど、たぶん、このときに出会わなくても、いつ聴いても、違う人由来であっても、そのタイミングで電気は走ったと思います。

─ボイストレーニングをされていたのはおいくつの時だったんですか?

高校2年生のときです。この時はまだ歌うところまでは行ってなくて……カラオケレベルだったんですが……

─え!? じゃあそれで感銘を受けて、情熱が高まって、高校卒業してすぐにニューヨークへ!?

そうです。最初は家族も一緒にニューヨークに行っていたんですが、途中からひとりで暮らすようになって、自由になりました(笑)
でも、当時はまだ10代で、ニューヨークでは21歳にならないと成人と認めてもらえないので……本質まではまだ捉えきれていなかったのだろうけど、あの当時は青いまんまよく行ってきたな! と思います、今思うと怖いです(笑)
今、僕のこの年齢であの頃と同じことができるかというと……大人になればなるほど、どんどんあらゆることが「重く」なってくるような感覚があるのかな〜と、27歳ながらに実感してきたところです。
あのときは、青いがゆえに飛べたんだなー!と思います(笑)

─若い時の行動力!

知らぬがゆえに堂々としていた部分もあるし、でも、そういう経験ありきで「今」の僕がここにいます。

─「経験」という言葉を、笠原さんのラジオ番組「チルラジ(笠原瑠斗Chill Time Radio)」で「あしあと」と表現されていたのを拝聴しました。「WALKING MAN」のことについて、今まで歩いてきた足跡……的なお話だったので、若さで飛んだニューヨークの地であったり今のこの北海道の地であったりに足跡を残しているんだな〜という感慨がありますね。
─その『WALKING MAN』リリースを記念したイベントツアー、この大型連休で北海道の各地を回られるわけですが……今まで足跡をつけたことがなく今回のツアーでもつけられない、だけどいつか絶対足跡をつけたいと思う北海道内の場所ってどこですか?

音楽と関係なく今めちゃくちゃ気になっているのは、芝桜がある場所。東藻琴です。花とか好きなので。
芝桜の一面のピンクで目がチカチカするくらいすごいことになるらしくて! 空の青以外全部ピンク! しかも芝桜のピンクって蛍光ピンクみたいな発色の良いピンクなので、目に鮮やかなのがわかりますし。東藻琴には是非足を踏み入れたいです。
北海道って、一面のピンクっていう非現実みたいなものがあるっていうのがすごいと思うし、札幌にしても、都心から10分行っただけで山があったりだとか、(都心から)30分行ったら温泉があるとか、それって恵まれていることだなってシンプルに思いますし、食べ物だったり環境だったりを含めて、そういうことを今年は結構肌で感じたい年だったりするんですよね。(北海道の中でも)全く知らないところとか、行きたいなぁ……

─あ、実はそれ次にお伺いしようとしてたことだったんですよ「北海道のいいところって、どこですか?」って(笑)なので……絞ります!札幌のいいところって、先ほどの「都心から10分で山、30分で温泉」以外のところだとどういうところですか?

(笑)
ラーメン好きなので、ラーメンですかね!

─ちなみに何味がお気に入りですか?

煮干し醤油、中華そばと言われているのが好きです。あっさりしているやつですね。麺は細麺がお気に入りですね。

─パーソナルな部分に踏み込んでしまいました。

(笑)

─では、もう、ここまできたらパーソナルに迫ってしまいますか!「瑠斗」というお名前の由来を教えていただいても……?

両親がつけた名前の由来ってことですよね? あ、本名なんで。

─そうです、が、ご両親から由来を聞かれたことって……?

あります!
瑠璃色の、北斗七星……らしいです。

─お名前の文字の構成が綺麗でかっこいいので、お聞きしたかったんです。

嬉しいです。(僕の名前を、両親が)いろいろ考えてつけてくれたみたいなので。
個人的には読みが「リュウ(ト)」なので「竜」(が由来)なのかな?って思ってましたけど。音としてその意味もあるのかもしれないです。

─瑠璃の色は青ですし、Rhythm & Blues の「Blues」の部分とつながる運命?だったのかもしれませんね。

どうなんですかね〜(笑)

─笠原さんご自身が感じられている、ご自身のテーマカラーって何だと思いますか?

うわ〜、色って難しいですね! でもR&Bやってる人って結構カラーで喩える人が多いんですよね。うーん……好きな色というなら、グレーと青の中間くらいの色がめっちゃ好きです。

─今のお召し物のカーディガンもそれに近い色ですか?

(参照:取材日2023年4月20日のTweetより)


いえ、もっとグレーに寄せた感じの色です。くすんだ色が好きですね。気がつけば選んでいる色が、もしかしたらテーマカラーなのかもしれません。

※取材後日、スタッフから「お好きなカラーに近いものをお選びください」とご依頼し、ご返答いただいたカラーはこちらです。

─曲を作るにあたって、いちばん笠原さんに曲が降りてくる瞬間ってどういう時ですか?

自分が楽しい状態のときが、いちばんいい曲に出会えます。散歩していたり、山登りしていたり、楽しいな〜って感じる時に新しい発想があったりして。お風呂も好きだしラーメンも好きだし、普段生活していてワクワクすることを……歌を歌っていない時でも、心が楽しんでいるときのことを蓄積して、その気分で曲を書いているといいものが書けます。
気分がいいと仕事が捗るじゃないですか。嫌なことがあったときより……あ、でも、たまに怒りのパワーがモチベーションになってしまうこともあるかな(笑)ヤケになって集中したりとか! 一概には言えないですけど(笑)
でも何かに夢中になっている時には、熱心になる。心が「いい状態」になってる時の方が、熱が入る気がします。……それが正解なのかは、まだわからないんですが……そういうことを考えながら、書いてます。

─総じて楽しい気分で曲を書いてくれているから、耳に入る歌に、楽しさと言いますか「軽やかな心地よさ」が乗っているような気がしているんですよ。お散歩してて、スキップまではいかなくとも、一歩一歩が弾んでいて、鼻歌歌いながら上機嫌で歩いてる感じが、素人ながら感じられました。

そういうのが伝わっているなら、めっちゃ嬉しいことですね!僕自身がそういう人間なので。

─なので、ちょっと自分の中のR&B観が覆りました(笑)

(笑)僕はR&Bのアーティストの中では物珍しいタイプみたいなんですけど。
自然に(僕が僕らしく)できているのは、両親のおかげですね。自由にさせてもらって、本当に感謝です。

─そういえば「今年は環境を肌で感じる1年にしたい」と先ほど仰ってましたが、あと8ヶ月の今年2023年、年内に達成したいことってありますか?

いっぱいありますよ!それを実現できるかは本当に自分自身の行動力次第だと思うんですけど、小さいことであれ大きいことであれ、あれしたいこれしたいって、山ほどあります。
曲についてももちろん!……まあそれをスマートにやれるかと言ったら難しいんですが、正しいタイミングで作れたら一番嬉しいなと思います。
やっぱりあれもこれもって一気にやっちゃうとパンクしちゃうので、頭の中で順序立てて、できたらいいな〜って思います。
今年に限らずずっと目標はあるので、レ点チェックをつけていけると良いですね。

─答え合わせは未来で、ですね。内容については内緒……ですか?

(夢の内容は)内緒というわけではないのですが、大きかれ!って感じで。
一緒に曲を作りたい人とか、挑戦してみたいこととかを、初心というか……わけもわからずに足を踏み入れる気持ちを忘れずに、現実を見過ぎず・多少無理をしてでも! っていう勇気を常に持つようにしていたいです。そういう気持ちを持つことによって、今おつきあいをしてくださっている、支えてくださっている皆さんに感謝できるんです。

─夢は、言えば叶いますものね。言霊というか。歌も同じでしょうか、歌えば叶う。そんな気持ちを歌詞に載せている感覚でしょうか?

そうですね。(歌詞を作る時に感じる)そういう想いはしょっちゅう心掛けています。
ある意味でのメッセージ……いえ、(歌は)メッセージそのものです。そういうのに気づけたのは、ここ数年のことです。……難しいですね。「伝える」っていうのは、一番難しいです。

─お仕事として曲を作られていると、どうしても「いつもの自分の芯(テーマ)とは違う曲をご依頼いただく」ことがあると思います。どういった心境で曲作りに臨みますか?

やっぱり、悩みました。僕はストーリーを自分で描くというより、それまで体験してきたことを歌にしているスタイルなので、自分自身の体験にないテーマに臨むときは思うように作れなかったです。
体験から引き出しを開けるスタイルと、0から物語を作るスタイルとでは、曲の作り方が全然違って。
例え話ですが、日常の生活ルーティンとは違う環境にいきなり行くと、いつも通りには過ごせないような感覚です。それも楽しかったりしたこともあったりはしましたが、つい「日常」を求めてしまったり……
なのでテーマをむしろいつもの自分流に決めてしまって、そのテーマを飛び越えようっていう気持ちになりました。守るためにテーマを決めるのではなく、それを壊すためのテーマを作った感じで。そうして自分にはなかったものに向き合った結果、逆に自分自身の本性に気づけたという利点がありました。自分ではないものを、自分の本性で伝える。そういうことを見つけた瞬間だったりしました。
……実は今も、そういう、笠原瑠斗としては新しいテーマで、新しい曲を作ってる最中です。

─それは楽しみです!またひとつ新たな『笠原瑠斗』の側面が見られるのですね!

その側面というか作っていく曲の中でも、伝えたいメッセージを抑える、バランスを取る、研ぎ澄ますことが、これからの課題だと思っています。

─それでは最後に……リリースツアーを終えた「5月29日以降の」未来の笠原さんご自身への、タイムカプセルメッセージを残してください!

わかりました。
「……元気にしてるかなぁ……ちゃんと、ご飯とか食べてますか?」とかですか(笑)
そうですね……
「今もそうだし、過去もそうだけど、いい状態を保っていることが目標だよね。逆境があっても嫌なことがあっても屈せず、むしろその逆境から得た自分自身の糧を、ツアーが終わったあとでも良い方向に消化していってほしい。今までも、逆境から得た大きな宝物は確かにあった。理不尽にただただ負けるわけじゃなかった。だから、また次のことに向かってフォーカスしてほしい。頑張れ!」
……って、「もっと頑張れ」って、言っておいてください(笑)

─(笑)ありがとうございました!

GET'S・ARTIST PICK UP No.107〜オホーツク太郎さん〜

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北海道紋別郡湧別町出身。
1954年5月22日、冷菓製造と劇場「湧楽座」を営む事業主の長男として生まれる。
専修大学法学部入学と同時に上京。2年後、小沢昭一主宰劇団「芸能座」第四期研究生となり、喜劇役者になる夢を抱き、俳優修業を始める。
その後、紅白歌合戦出場を目指し、シンガーソングライターに転向。第3回浅草アマチュア音楽祭に出場し、フォーク・ロック部門でグランプリを受賞するも、プロへの実は険しく、失意の中帰郷。
家業を継ぎ、励みながらも、アルバムを自主制作したり、歌の道も諦めずに邁進。作詞家・門谷憲二氏と出会い“オホーツク太郎”の芸名を授かる。
そして今年2022年5月25日、『悲恋雀』で徳間ジャパンよりメジャーリリース!
「株式会社つらら」の代表、そして歌手という二足の草鞋を履きつつ、なおかつ全く年齢を感じさせないパワフルな歌声は必聴!
株式会社つらら公式ホームページ

2022.5.25 Release
Now On Sale
Major debut single


悲恋雀

悲恋雀ジャケットs

TKCA-91423
¥1,350(税抜¥1,227)

[収録曲]
01.悲恋雀
02.シャドゥー
03.命の港 〜2022〜
04.悲恋雀(オリジナル・カラオケ)
05.シャドゥー(オリジナル・カラオケ)
06.命の港 〜2022〜(オリジナル・カラオケ)




5月25日のメジャーデビューおめでとうございます!!社長業と歌の両立をしているのが信じられないほどの張りのある魅力的なその歌声の秘訣は何でしょうか?

“オホーツクの塩ラーメン“を食べているからでしょう!(笑)

メジャーデビュータイトル『悲恋雀』『シャドゥー』は、どのようにして生まれた曲でしょうか?歌の誕生秘話を教えてください!

「悲恋雀」は遠い昔、東京での恋を置き去りに田舎に戻った自分自身の懺悔を歌にしました。
「シャドゥー」は皆さんが踊れる一曲がほしいと思い作りました。

劇団研究生となり俳優修業をされるに至ったきっかけ、そしてそこからシンガーソングライターへの転向を決意したきっかけ、それぞれ「一番決定的だったエピソード」を教えてください!

私は劇場「湧楽座」で育ち、子どもの頃から毎日たくさんの映画を観て来ました。やがて喜劇俳優になる事を夢見て、大学進学と同時に上京し劇団研究生となりました。
基本的に芝居や映画は演出家あるいは監督のものです。
“自分自身の思うままの表現がしたい”その思いでシンガーソングライターを目指して行きました。

オホーツク太郎さんによる「湧別町のココがすごい!!ベスト3」をプレゼンしてください!

オホーツク海そしてサロマ湖が生む、カニ・ホタテ・エビの海産物が豊富。
ゆうべつ牛のステーキは1500円で食べられます。

チューリップ公園があり、季節ごとの自然が豊かです。

今後、歌ってみたいと思う新しいジャンルなどがありましたら、教えてください。

Jazzですね。

この記事をご覧になっている読者の皆様へ、ご自由にPRをどうぞ!

年齢と共に鈍りゆく感性に磨きを掛けながら、これからも心打たれた出来事を歌にして行きたいと思います。
そして、その歌が多くの方々の心の琴線に触れることができれば、それに勝る幸せはありません。
現在、10曲以上の自作曲がYouTubeに配信されております。苦心したバック映像と共にどうぞお楽しみ下さい。
又、自作講談「松前詰合日記伝」[45分]もYouTube配信されております。私のもうひとつの顔もお時間あれば是非ご覧ください。
そして、歌と共に作っている “オホーツクの塩” “オホーツクの塩ラーメン” 他も一緒にお楽しみ頂ければ幸いです。


HOKKAIDO ARTIST INTERVIEW〜純正女子規格サイコホリックドール〜

【2019年8月7日発行:GET'S 110号掲載】

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左から順に

織宮ひま
趣味:観察・追究
特技:眠る事、共通の話題探し

弥氏なぎ
趣味:舞台観劇
特技:たくさん食べること、人の顔と名前を覚えること

都築モナ
趣味:芸術鑑賞
特技:フィーリング調理

那雪さく
趣味:子供と遊ぶ・読書・美味しいもの食べる
特技:五本指靴下をシュッと履く(多分)本屋さんに立ち読み無しで一日中居られること!!

Psycho Holic Doll-A
 

縛られた人形「サイコホリックドール」は
マイクという生命維持装置がないと生きていけないという不思議な世界観の中
ロック調の曲や解釈の難易度が高い曲にも挑戦、演劇なども取り入れ
ステージ終了後、物語を見たような気持ちになる意味のある
ステージ構成を考えています。札幌中心にライブ活動を展開。
9月には札幌の大御所アーティストのライブにゲスト出演、
違うフィールドにも挑戦していきます。

【公式サイト】
【公式Twitter】 
【SHOWROOM】
【Youtubeチャンネル】 


先日、国民的アニメソングカバーコンテスト「愛踊祭」に挑戦し、審査員の方やメジャーアイドルの方に見ていただきながらのパフォーマンスをされましたね。
 
さく:
憧れていた愛踊祭だったので、出場出来て嬉しかったです。私が憧れの素敵な先輩の皆様に指導頂くことになり、舞台に立つことが出来ました。これも踏まえて学んだ事は大きく伝えたいことは沢山あるのですが那雪の心からの感謝気持ちをファンの皆様、メンバー、携わって下さった関係者の皆様に…有難う御座いました!

 
ひま:
初めての試みでもあり凄く緊張しましたが、全力でパフォーマンスをする事が出来て楽しかったです。沢山のアイドルさんや審査員の方々、スタッフさんなどの様々な方に支えて頂きました。そしてアドバイスを通して学ぶ事が沢山ありました。
そして、特撮の曲が中心のライブにも出演されました!
 
モナ:
特撮大好きです!コンセプトのあるライブって面白いと思います。曲の縛りとか、その枠の中で私達の表現を探すのが楽しいです。

               
なぎ:
私は小さい頃からずっと特撮が大好きで、数多ある特撮ソングの中でもちょっぴり私達らしい(例えば、メンバーカラーが揃っている戦隊のオープニング、シャウトがある曲など)を選曲し、特撮愛溢れるお客様たちと最高の空間を共有することができました。

 
これからのステージは、アーティストさんの中に交じっての違うフィールドでのステージになるということですが…?
 
モナ:
色々な挑戦をしていきたいと思っているので、様々な公演に参加させていただけて本当に有難いです。どこに行っても、自分たちの持ち味はそのままにパフォーマンスをお見せできればいいなぁと思います。

 
これからの純正女子規格サイコホリックドールの活動と、皆様へのメッセージを!
 
モナ:
夏は色んなライブにお誘いいただいておりますので、暑さに負けず頑張ろうと思います。もしお時間ございましたら観にきてくださると嬉しいです。メンバー全員Twitterアカウントがありますし、毎日SHOWROOM配信行っておりますので、是非お話しましょう〜

HOKKAIDO ARTIST INTERVIEW〜NaNa☆さん〜vol.2

【2018年4月7日発行:GET'S 94号掲載】

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天然で飾り気のないブッ飛んだキャラクター性と
すっぴんで髪を乱しながらパワフルに歌い踊る姿から
〝すっぴんメガネのNaNa☆〟という愛称で親しまれ、
精力的にライブ活動やメディア出演をこなす、アニソンロックシンガー!!

—拠点を東京に移してから、どのくらい経ちました?
 
そうですね、今年の5月で1年になります。東京に行ったばかりの頃は、電車の乗り換えとかも全然わからなくて…
今は、アニメ劇伴(※アニメ本編で流れる劇中音楽)の音楽制作チームでアシスタントコーラスとして、下積み修行させていただいています。
 
—東京に出てから、自分で変わったな〜と思ったことって何かありましたか?
 
東京に住んでいる方って、東京以外の地域から出て来ている人が多いから、いろんな場所の知識をもらう機会が多いです。
札幌…というか一カ所だけにとどまっていると、どうしてもそこでしか通じない話とかもあったりするので、知らない話をたくさん聞く事ができること自体がとにかく魅力的です。
あとは、アーティストとして番組に関わらせて頂く機会が増えて、そちらで知り合える方々から頂ける様々な言葉や存在が自分にとって大きいです。アニメや映像、漫画などの制作をされている方や尊敬するボカロP(※プロデューサー)の方などのコンポーザーさんクリエイターさんとのお話は、すごく刺激的です。なんというか、ストイックに芸術に向き合っている方が多いなぁと。そういった方々って、考えていることが自分の想定する常識を飛び越えてるので…!
東京にいると、そういう発想とかエネルギーとかをどんどん吸収できる、そんな感じですね。
ボカロといえば、前回取材記事を掲載していただいたときの(GET'Sの)表紙が、大好きなボカロの表紙だったので、すごく光栄で!
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なので、また取材していただきたい、もっと胸を張って記事にしてもらえるような自分になって取材依頼をもらいたいなと思っていたので、今回、すごく嬉しいです。
 
—こちらこそ、嬉しいです!そんな刺激を受けたNaNa☆さんの2ndシングル「Starring Start」についてのお話、うかがいたいです。この曲はニコニコ生放送番組『山田玲司のヤングサンデー』(※以下ヤンサン)オープニングアニメ主題歌なんですよね。
 
そうです!『アニソンロックシンガー』を名乗るものとして、「私、ちゃんとアニソン歌ってます!」って言えるのが嬉しいです。
ヤンサンのオープニングアニメ、加藤オズワルドさんという方が作ったもので、サンテクジュペリの「星の王子様」のようなイメージのアニメなんです。オズワルドさんいわく、(アニメに出てくる)赤髪の少年は『視聴者』というか… 番組の外側にいる人みんなひとりひとりの象徴で、アニメで少年を助けている人は山田玲司先生はじめ、皆さんにご機嫌な知識を提供する『ヤンサン』で….。ヤンサンがみんなに力を貸すから、みんなはひとりひとり空に飛べるんだよ。ってメッセージを強く帯びたアニメなんです。
このヤンサンは、『カタパルト番組』って呼ばれてるくらいエネルギッシュな番組で、とにかく視聴者に力を与えてくれるので、是非是非見て頂きたいなあと思います!ヤンサンはニコニコ生放送ですが、過去回はニコニコでもYoutubeでもアーカイブがありますよ!
 
—曲というよりはヤンサンのお話になっちゃいましたね(笑)
 
そうですね(笑)でもほんと楽しい番組ですよ! 漫画家さんやアニソンシンガーの方もゲストでいらっしゃることが多いので、見て! 見てください!!
せっかくなので少しOP曲のお話もさせて頂くと、サビ直前の「ちゃんとみててね★」ってフレーズが番組内でも凄く話題にして頂いていて(笑)是非歌を聞きながら口ずさんで頂けたら嬉しいです!!
 
—元気をもらえる番組にふさわしい、元気をもらえるアップテンポな曲ですよね。知らない方にも聞いてほしい曲です。では、2ndシングルに入っているもうひとつの曲『曇りのち笑い声』のお話をうかがいましょうか!
 
この曲は、松竹芸能道頓堀の『角座』っていう松竹芸能さんが運営しているハコ内での『松竹アニメ部〜アニメ狂室に集合!!〜』という、松竹芸能に所属していらっしゃるアニメ好きの芸人さんが自分の好きなアニメをプレゼンする番組のテーマ曲として書き下ろしました。
書き下ろすきっかけが、その番組にゲスト出演させていただいたときに声をかけていただいたことでした。ぬまっちさんという芸人さん…あの、ガンダムのシャアのものまねをする方で、ジオン軍の前口上とか全部完コピしてるような方なんですが、その方が、私がゲスト出演したときに「曲書いて下さいよ〜」って軽く言ってくださって。そのひとことであれよあれよとお話が進んでいって(笑)。ぬまっちさんには感謝感謝です。
『曇りのち笑い声』は番組の為に書き下ろした曲なので、松竹アニメ部に集合〜♪とか歌詞に出てきます。番組ありきの曲だったので、方向性がはっきり見えていました。
アニメって、生きてるうちに、個人差はあれど一度は必ず通るものだと思うんです。幼少期に家族と見た思い出だったり、学校で友達と仲良くなるキッカケだったり。そういうアニメの『憧れのヒーロー』に勇気をもらって、明日もがんばろう!みたいな気持ちになってほしいなぁと。みんなに幼少期の熱い想いを思い出してもらいたくて、私のアニメ愛をこめて書き下ろした曲です。アニメ好きの人には是非聞いてほしいナンバーです。
 
—アニメのプレゼン番組だったんですよね?何のアニメをプレゼンしたんですか?
 
それが、私はゲストだったので、○と×とで判定する役だったんです。プレゼン、本当はしたくてうずうずしてたんですけど!(笑)
 
nana94

—今後の目標とか動きとか、そういったものを聞いても良いですか?
 
そうですね〜、東京に出てから、いろんな方と知り合うチャンスをもらって、いろんな方に知ってもらうチャンスをもらって、これからどんどんいろんな方の力を借りつつ…試行錯誤しつつ、アルバム制作がんばっていきたいな、と思います。
 
—アルバムを出すんですね〜!
 
現在鋭意制作中です!
スペシャルな初アルバムになるように、がんばってます!
 
—前回のインタビューから、本当に、おこがましいですが、成長したな〜って思いますよ!
 
うわ、ありがとうございます!
ここで止まらないといいんですけど(笑)
ずっと走り続けていければいいなぁって。去年が恵まれすぎた年だったから年越しが怖かったんです(笑)それでも、躓いても、これは試練なんだって受け入れて、がんばろうって思える様に。躓いた人に勇気を与えられる様に。そういう循環になるように恐れずにがんばろう!みたいな、そんな『NaNa☆』になれるようになりたいです!
 
—ありがとうございました! これからもご活躍を応援しております!!


IMG_0932

NOW ON SALE
2nd single


Starring Start

AKRC-0717 ¥1,500(税込)

1. Starring Start
2. 曇りのち笑い声
3. Starring Start -OP Edit-
4. 曇りのち笑い声 -OP Edit-
5. Starring Start -Instrumental-
6. 曇りのち笑い声 -Instrumental-

▼表題曲は「山田玲司のヤングサンデー」オープニングアニメ主題歌に起用!!
oswaldoStStOPcut2
 
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