【2019年11月7日発行:GET'S 113号掲載】

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YUUTO = Y
TAKUYA = T
JUNPEI = J
RIOSKE = R
KAZ = K

4thシングル『The Call』拝聴いたしました!
「君は君でいい」というメッセージが沁みちゃって、…実は、恥ずかしながら、ちょっと泣いちゃったんです。
 
全員:えー!!! 
 
(笑)それで、皆さんが『The Call』に触れたときの感想を聞かせていただきたいです。
 
Y:今までカラクリの楽曲って「爽やかでキャッチーな曲」が多かったんですけど、初めて(『The Call』を)聴いたときは、今までのカラクリとはイメージの違う楽曲だと感じました。僕ら自身もそういった(違うイメージの)楽曲を作りたいと願っていたので、まさに「それ」な楽曲ができたな!と。僕らのボーカルも新しく活きる楽曲になったなと思っているし、今回はコーラスにもすごくチカラを入れたので、完成を聴いたときに、「コーラスの圧」を感じて、自分でも感動しました。
 
K:今回、僕が作曲させてもらいました。今まで作ってこなかった楽曲を作りたいなっていう考えが最初にあって。これまでシングルを3枚出して、フルアルバムを出して、ある種こう…「COLOR CREATIONの第1章」がフルアルバムで完成したかなと思ったんです。そこから続く、2年目のカラクリでは「新しいカラクリ」を見せたいという思いがあって、テーマカラーを「黒」にして、楽曲としても「何色にも染まらない『黒』それは個性なんだよ、その個性を人から否定されても、人と違った個性だとしても、ちゃんと受け入れてあげて、是非その個性を肯定してあげてほしい」という強いメッセージを軸に考えていきました。そういったテーマカラーやメッセージにどういう曲調が合うのかな?と模索した中で「ロックバラード」という曲調が「黒」としっくりきたので、ロックなサウンドにカラクリらしいコーラスを入れて…という方向性で作りました。
 
では、テーマカラーが最初にありきで曲を作られたんですね。
 
K:そうですね。テーマカラーより先に「伝えたいメッセージ」というのが自分の中にありました。握手会だったりファンの皆さんと触れ合う機会の中で、どうしても自分に自信が持てなかったり、人から否定されたり陰口を言われたりして自分の本来の個性をなくしてしまったという方が意外と多くて。
自分も「そういう時期があったなぁ」って過去の自分を振り返りながら自分の個性について考えることが多くなりました。自分も同じことを考えた時期があったからこそ今悩んでいる方達に向けてのメッセージを書きたいというのが根底にありました。テーマカラーは「黒」で、ロックバラードの曲調で…と繋げていきました。今回はそういった意味でも自分の中で全ての要素がすごくリンクしていて、自分の想い描いた楽曲を作ることができたので…だから泣いて下さったと聞いて、そういう想いが伝わったんだなぁと僕も嬉しかったです。
 
J:オケの部分では、ストリングス(弦楽器)を生音で録ることによって壮大感を出しています。その壮大感が、君は君でいいんだよという強いメッセージを、更に深く伝えるための良いアクセントになっていますね。
 
R:あとは、今年の夏いろんなイベント・フェスに出させてもらったときに、来てくれていたお客さんの声を録音して『The Call』に入れました。結果的に約2万人の声を収録できたことで、より強くメッセージを伝えることができたと思います。
 
T:ちょっと自信をなくしてしまった…自分を押し殺して生きている…そう思っているのは自分だけじゃなくて周りにもたくさんいるんだと、たくさんの人と共感できる楽曲になりましたね。
歌い方の面でも、今までの僕らの爽やか歌い方というより歌詞の内容に合わせてしっかりとメッセージを届けたいという思いを込めた歌い方を意識しました。
 
皆さんにとっての「黒」のイメージと、この『TheCall』のイメージって、ここが違う・ここが同じっていう部分ってあったりしますか?
 
J:「黒」って暗いというイメージだったり、悪い意味合いとして取られる部分もあると思うんですけど今回は、自分の中の信念や本当の自分という揺るがない部分を、何にも染まらない・変化しない色として「黒」で表現しています。
 
「黒」は「すべての色」であり、また同時に「すべてが『ない』色」でもあると考えられますね。「リセット」とかそういう意味合いも、もしかして含んでたりしましたか?
 
K:リセットというよりも今まで見ていたカラクリが、正面から見たカラクリだとしたら今回のシングルは、こう…後ろから見た感じと言うか、ちょっと角度を変えて見た僕らを表現したいなと思って作ったので、今までとは違う「今まで出してなかった・出せなかったカラクリ」を表現した楽曲になっています。
 
『The Call』というタイトルを決められたのは……?
 
K:このタイトルには、届けたい思いを乗せた「叫び」という意味を込めました。たぶんみんなが心の中で抱いている本当の自分を表現したいけど出せないという、人には届かない心の中の叫びを、2万人の声と一緒にいろんな人の「叫び」を今回この楽曲に入れて届けたいなと思って。
これを聴いて「もっともっと自分らしさを出していいんだ!」って励まされるような楽曲になったらいいなと思ったので、『The Call』というタイトルにしました。
 
「自己肯定バラード」というキャッチコピー自体はいつ生まれたのでしょうか?
 
T:先に曲が上がってから、歌詞をどうしようかという話になりました。色とテーマが決まっていたのでそこから連想される世界観みたいなものをみんなで話し合ったんです。
そのときに、先ほどのJUNPEIの話でも出てきましたが、自分の中の絶対に変わらない・何にも染まらない部分を大事にしてもらいたいという想いを伝える歌詞がいいよねという話になり、その流れの中で「自己肯定ソング」というワードも出てきました。
そういった僕たちの思いを今回作詞をしていただいたKanata Okajimaさんにお伝えして歌詞を書いていただきました。
 
曲が最初なんですね。曲ができてから、歌詞を書いて頂いた。で、その歌詞を書いて頂くにあたっての指針みたいなことばが「自己肯定」だったということでしょうか。
 
K:そうですね。誰にも見せてない…自分の得意じゃ無い部分だったり、人と違う部分だったりを受け入れてあげて、受け入れることで強くなれて、また前に進もう!みたいな、そういう方向性がいいよねって。ミュージックビデオもそういうメッセージを込めました。
 
ショートバージョンのミュージックビデオを拝見しました。曲と映像の様子に、物語のエンディング的なイメージを見た気がしました。エンディングというかクライマックスというか、心に対して訴えかけてくるような、盛り上がってくると言いますか。そんな感じのメッセージを受け取ったような。
ところで、今回はシングルでバラードを出す訳ですが、持ち歌としてバラードを持つという経験は、ご自身に、カラクリに、どんな変化を与えたのでしょう?
 
Y:バラードのときが一番それぞれの歌い方の個性が生きるんじゃないかと思っています。5人それぞれ聴いてきた音楽もルーツも全然違うので、その個性を活かしながらこの5人でひとつの楽曲を作るというのは、自分達としても毎回課題でもあり挑戦でもあるので、今回の『The Call』は、それがすごく良い形でまとまったと思います。
 
R:最近僕たちが力を入れているコーラスをたくさん入れたので、そのコーラスワークにも注目して聴いてほしいです。
 
K:メジャーデビューから前作の1stフルアルバムまでは、ずっとユニゾンを僕らの強みとして歌ってきましたが、カラクリの第2章のスタートとなる今作は、ユニゾンの曲に負けないくらいの「コーラスの満足感」を表現できたらいいなと思って、作曲するときもコーラスがすごく活きるようにメロディーを考えました。実際に全員のコーラスを入れたものを聴いていると、ユニゾンに負けないくらいの音圧というか、こう……グッとくるものを表現できた満足感を感じました。それは僕たち個々の成長にもつながったし、コーラスの完成度もどんどん上がっていって、ライブパフォーマンスのクオリティを上げることにもつながったので、結果カラクリが成長できる楽曲だったよね(メンバーを振り返る)。
 
全員:うんうん!
 
1stアルバムを作りきってからの初めてのシングルですが、やっぱり「ひとつカラをやぶれたぞ」という感じでしょうか。
 
K:そうですね、そんな感じです。
 
『The Call』に関しての貴重なお話、ありがとうございます。
さて!今回、インストアライブとはいえ、やっと!初の!念願の!北海道です!(編注:取材は2019年9月23日に行いました)
 
全員:ありがとうございます!(拍手)
 
Y:やっとですよぉ〜!
 
R:おかげさまでやっと来れました!
 
過去2回の取材で「是非北海道に来たい!」と仰ってくださって、こちらもようやく念願叶いました!どうですか、率直に「最初の北海道」の感想は!?
 
Y:とりあえず、寒いっすね!(笑)(編注:インストアライブを行った2日間の平均最高気温17度、平年より寒い2日間でした)
 
K:油断してました(笑)ずーっと僕たち夏フェスに出ていて北海道に来るギリギリまで暑い中でライブをしてたので、僕も半袖できちゃって(笑)まだ、言ってもそんなに寒くないでしょ!って思っていたらバリバリ寒くて!(笑)
 
Y:僕もレザーのライダースを着ていてちょうどいいくらいだったので驚きました(笑)
 
J:昨日(編注:2019年9月22日)ライブさせてもらって、こんなに寒いのに、お客さんはめちゃめちゃ熱くて!ショッピングモール(編注:アリオ札幌)だったので、僕らのことを知らない方がほとんどだったんですけど、めちゃめちゃ楽しんでくださって。それがすごく印象的で、すごく嬉しかったです!
 
K:初めてのお客さんがそうやって盛り上がってくれて、最初は「北海道のファンの方なのかな〜?」って思っていたんですけど、「この中で初めましての人は〜?」って手を挙げてもらったらほとんどの人が挙手していて驚きました。そこに温かさを感じましたね。
 
T:僕たち、全国でライブさせていただいている中で、地域によって盛り上がり方が全然違うなと感じているんですが、その中でも北海道はかなり上位に食い込んでくる温かさ…いや、アツさでしたね。(笑)
 
TAKUYAさんですね、以前の取材で「ウニ食べたい」とおっしゃってました。食べられました?
 
T:ウニ食べてない!忘れてた!
 
Y:いや、でも今夜食べるんです!(笑)僕、絶賛今誕生日中なので!
 
ああ!おめでとうございます!!(全員拍手)
 
Y:だから今日、連れていってくれるみたいで!(スタッフさんをチラ見)
 
R:でも、今日の深夜にはもう北海道を発たなきゃならなくて。
昨日(北海道の)友だちに案内はしてもらったんですけど、一晩では全然足りなくて。北海道を満喫できてない!2日じゃ足りないので、今度はもっと長くスケジュールを組んで来たいと思います!
 
K:オフも来たいし、やっぱり単独公演で!
 
はい、北海道の大きな会場でお出迎えできるよう、私たちも是非是非お待ちしております!
それでは、その北海道のCANVASの皆さんや、今回のインストアライブでカラクリを知って盛り上がってくださった皆さんに、メッセージをお願いします!
 
Y:僕たち、活動を始めて2年ぐらいなんですけど、やっと初めて念願の北海道に来れたということで、これからはもっともっと早く北海道に帰ってこれるようにがんばっていきますので、これからも応援よろしくお願いします!
 
R:2日間で、北海道を大・大・大好きになりました!またすぐ帰って来れる様にそして、北海道の「CANVAS」をもっと広められる様に頑張って行きますので、よろしくお願いします!
 
K:北海道に初めて来てみて、やっぱり自分たちの音楽がこの「北海道」という土地にもちゃんと届いているんだなぁと実感できてすごく嬉しかったです。気温は寒いですけど、僕らの音楽で少しでも温められるような楽曲を、これからもどんどん作って届けていきたいなと思うので、カラクリの応援よろしくお願いします!
 
T:初めての北海道、2日間しか満喫できなかったんですけど、2日間じゃ足りないって思えるくらい北海道を好きになりました!またすぐ帰ってこられるように、そしてワンマンライブでも北海道に帰ってこられるように頑張ります!北海道の皆さん、応援よろしくお願いします!
 
J:北海道の皆さんがライブのときにすごく熱くて、僕たちもそれに負けないくらいの熱いライブをしないとダメだなって改めて実感しました。これからも僕たちが来たときには、皆さんの熱いパワーと僕らの熱いライブで、北海道の気温が少し上がるくらいの盛り上がりにしていきたいなと思います!是非これからも応援よろしくお願いします!!
 
ありがとうございました!