【2018年11月7日発行:GET'S 101号掲載】

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2008年シングル「Promise」にてメジャーデビューしてから10年。
記念すべき2018年、10月20日埼玉・三郷市文化会館 大ホールを皮切りに、全国ツアー flowerをスタートさせたSonar Pocket。
10月10日には2年半ぶりのオリジナルアルバム『flower』をリリース。
「flower」という言葉に込めた想い、「笑顔の連鎖」というキーワード…
ツアー直前の2018年10月2日、GET’S編集局は、ko-daiさんへの取材を敢行した。


ーSonar Pocketは今年でデビュー10周年ですね。おめでとうございます。この記念すべき年の10月10日にアルバム『flower』が発売になりましたが、…やはり、10つながりで、狙いましたか?

そうですね(笑)

ー『flower』という名前のアルバムタイトル、そのアルバムのラストに収録されている表題曲「flower」、先に出来たのはどちらでしたか?

実は今年のはじめに「秋から始まる全国ツアー」に関してスタッフとミーティングがあって、そのツアーのタイトルを決めようというときに(ツアータイトルを)flowerと名付けまして。そのライブツアーの中で「flower」という曲を披露したい、という思いで作り始めたのが最初です。ツアーのタイトルが(先に)あって、アルバムも『flower』になりました。

ーどのような思いを込めて『flower』という言葉を選ばれたのでしょうか?

僕らSonar Pocketもメジャーデビューから10年やってきた中で、本当にその(10年分の)感謝の気持ちというものを持って「たくさんの人に笑顔の花を咲かせたい」という思いがありました。今まで発表して来たそれぞれの楽曲に、聞く人のそれぞれの思い出が紐づいて、それらが花を咲かせてほしいな…と思って。花も色々な…トゲがある花だったり、儚い花だったり、暗かったり明るかったり、綺麗だったり可愛かったり。それぞれの花があるように、僕らSonar Pocketの音楽にも、そういった花と同じように色々な楽曲があるので、それを花束として皆様に届けたいと思ってflowerになりました。

ーflower”s”(複数形)ではなくflowerという単体を指しているというのは、「flower」の歌詞を見ていくと「たったひとりの大事な人」を指して、「あなたが花です」と言っているように感じました。

そうですね。その、『ひとりひとりの連続』がたくさんの『ひと』になっていきますから。
ひとりに届けられないと、多分、多くの人に届かない。これをラブソングとして歌ったときに(複数形だと)めちゃくちゃ浮気する人になっちゃう(笑)『ひとりのひと』というか『支えてくれる人』なので「それがあなたです」と手紙のように書きたかった曲なので、『あなたたち』ではなく、今耳元で聞いている『あなた』に届けたいと思っての(”s”のつかない)「flower」です。

ー花束のように色々な楽曲があるというお話から…このアルバムに収録されている曲群ですと『恋』と『応援』の二極のように感じました。楽曲を作るにあたり、どちらの『振り幅』の方が得意でしょうか?

そうですね…ラグビーワールドカップに向けて書いた曲もありますし、ドラマに向けて書いた曲もありますので、どちらが得意というのは一概には言えないんですが…個人的にはラブソングを歌うのが好きなので、ラブソングの方が書きやすい…かもしれませんね。

ー『応援』も、大きく言えば『ラブ』ソングかもしれませんね。

ただ熱さがちょっと変わってくるので。ラブソングに聞こえる応援歌もありますが…LikeとLoveを表現できたら良いかなと思います。

ー今まであったライブで、忘れられないインパクトのあるお話はありますか?

2年くらい前のツアーでの出来事だったかな?ライブ中に『DJ ko-chan』というキャラクターが、ホールの客席とステージとの間で行う質問コーナーをやりました。
その掛け合いの中で、ひとりの男性に「プロポーズどうやってするんですか」って質問されまして。「『結婚してください』でいいんじゃないの?…なんで?」って答えたら、男性のとなりにいた女性が「彼氏がプロポーズしてくれないんです」って。「え、じゃあ…カレ、今みんなの前でプロポーズする?」って聞いたら、男性が黙ったので、「二人のときに(プロポーズ)してね」って言ったら、男性が「…します!」って返事してくれました。「『結婚してください』ってシンプルなのがいい」って言ったら、同じように「結婚してください」って、男性が女性に言ったんです。それで会場中がものすごい暖かい拍手に包まれるっていうことがありました。そしてふたり、結婚しました。後日ラジオにお便りで報告してくれたんです。

ー質問はあらかじめ「誰に当てる」とかは…?

もちろん決まってないです。完全に巡り合わせで、(プロポーズの)彼氏彼女も、自分が当てられるとは思ってなかったでしょうね。

ーこれもまた、Sonar Pocketの皆さんの曲が引き寄せた『縁』な気がします。誰かに対して化学反応を起こすんですね。

(自分たちの楽曲は)受け手によって変えてもらって構わないです。
「僕らは常に音楽を届ける。人に、誰かに、(楽曲を)ギフトしてほしい」と思っているので、自分でしっかり届けたいという気持ちがあります。それを受け取った人が、また「誰かに届けたい」と思ってくれたら幸せです。

ー2019年3月3日にツアーで札幌にいらっしゃるのを心待ちにしているであろう北海道のソナサポの皆さんに、メッセージをお願いします!

今回のツアーはflowerと題しているので、『笑顔の連鎖』という言葉を軸に、活動してきています。しっかりと10周年の感謝の気持ちというものを持って、北海道に笑顔の花を咲かせにきますので、楽しむ心とチケットだけを持って、遊びに来てください。Sonar Pocket流エンターテイメントで、あなたをお待ちしています。皆さんの笑顔を僕らももらって、僕らも笑顔になれたりします。点と点を結んで、笑顔の花束にしていければ…と、願っています。