【2017年8月7日発行:GET'S 86号掲載】

a86

博多出身。ミュージシャンであった父の影響で、幼い頃から音楽全般に親しむ。
上京後、Koyumi(コユミ)というアーティスト名でクラブシーンにて活動。
avex主催「STARZ AUDITION」の激戦を制し、優秀賞を獲得。
2009年に発表した配信シングルがiTunes R&B チャート6位ランクイン。
2011年3月に1st Album『Diary』でサナギから蝶になる姿を自分に重ね、Koyumiから8utterfly(バタフライ)というステージネームに変えデビュー。
2000年代後半から2010年代前半にかけて配信サイト「レコチョク」を中心に一世を風靡した「泣き歌」カルチャー。
当時数多くの”泣き歌アーティスト”が凌ぎを削っていた中、ギリギリすぎる歌詞が10代女子を中心に口コミ(Twitter)で広まり、全くの無名&ノンタイアップながら代表曲「願って、ねがっても...」がレコチョク総合チャートで3位まで上り詰めたアーティスト、8utterfly。
その後ブームの終焉とともに”泣き歌アーティスト”達は方向転換していく中、一途にその道を突き進み、やがて彼女は「泣き歌」を超えた「”病みソン”の女王」と呼ばれるまでに。
YouTube関連作品総再生回数は1,000万回を超え、いまだ根強い泣き歌需要に対し、一人供給を続けてきた8utterfly。
”病み”の集大成とも言える最新アルバムが『wordrobe』がついに完成。 

wordrobeジャケ写

2017.07.19 Release
wordrobe
¥2,700+税
WPCL-12679
 

7月19日の「wordrobe」メジャーリリースおめでとうございます。これから8utterflyさんを知るという読者の方向けに、「わたしはこんなひとです」という軽い自己PRをどうぞ!
 
はじめまして!
恋愛の話が好きで、目に見えない不思議な話が好きで、猫が好きで、チョコレートが好きで、石マニアな8utterflyです!
 
メジャーリリースにあたって、何かご自身の中で考え方や感じ方の変化などはありましたか?
 
フィールドが変わるんだって考えた時に、新しい自分や新しいリスナーの存在の可能性を感じました。
今までのイメージに縛られていて作品に詰まっていた部分もあったので、脱ぎ捨てれるチャンスがやっときたんだって。
とにかく私が表現したいことを素直に素直に素直に作品に出していく作業をしました。
そしたら髪の色も変わって笑、等身大の自分になっていったなって思います。
普通メジャーってなったら逆なんですけどね。売れる曲をみなさん意識するじゃないですか。でもレーベルの方も「好きなように書いていいよ!」と言ってくださったので、今までのスタイルも踏襲しながら好きなように書かせていただきました。すごく楽しかったです。音楽ってやっぱり楽しいんだなあ!ってまた思えるようになりました。
 
「泣き歌」を超えた「病みソン女王」と評判ですが、ご自身ではこの異名に関してどのように感じていますか?
 
うーーん
実は最初は本当は不本意でした。笑
だって私のやってることって80年代あたりから、いやそれこそもっと昔から変わらずに歌われてきているように、恋のつらさや幸せを書いて歌ってるだけなんです。
けど、今の時代こういう演歌のような歌詞のJ-POPってあまり見かけないので、きっとそれが今の皆さんには「聴いたら病む!」ってなったのかなあって思ってます。だから「病みソン女王」と言われることはそれだけ私の歌がその人の心に響いてることだなあって思って、今はとても光栄に思っています。
 
この雑誌が発刊されるのは8月7日で、北海道の七夕になる時期です。7月7日の願い事とは違う願い事をひとつ挙げるとしたら、どんなことを願いますか?
 
「大ヒットが間違いない歴史的な新曲を私にください」ですかね笑
 
福岡出身の8utterflyさんから見た「北海道」のイメージはどんなものですか?
 
未開拓の土地がまだあるんじゃないかって思っています。笑
すっごい不思議な名前とかあるじゃないですか、地名で。不思議な話好きとしてはその場所の伝説とか気になりますね。
あと牛がいっぱいいるのかなっていうイメージあります。北海道産の牛乳よく買うので。笑
涼しくて自然のある場所が好きなのでそういう綺麗な場所もあるじゃないですか。だからなんか異国というか妖精とかいるんじゃないかなって思っています。笑
 
北海道の食べ物で、好きor食べてみたい!ものがあれば教えてください。
 
お魚、ジンギスカン、ソフトクリーム!
 
北海道の8utterflyさんのファンの皆様に、メッセージをお願い致します!
 
北海道のみなさん!
今回のアルバムは私にとってまた新しい一歩になる一枚です。歌詞の内容も、「お、ちょっと攻めてきてるな」って感じると思います。より私らしくなっています。是非聴いてみてください。
北海道っていう広い場所で好きな人と出会って恋をして頑張ってきたあなたに聴いてほしい。そしてライブで北海道に訪れた際には是非会いに来てください。
恋愛は全国共通、世界共通。きっと会ったことのないあなたとも一緒に共有できる何かがあると思っています。これからも私らしく作品を発信していくので、宜しくお願いします。