【2014年1月7日発行:GET'S 43号掲載】

〜昨年2月にメジャーデビューしてから、この1年、活躍の場が広がった川上さんに対するファンの方の反応や変わった事はありますか?〜
ステージに立たせて頂いて唄う時の、熱気…と言うか、熱さを、前とは比べものにならないくらい感じる様になりました。
まだまだ、僕の事を知らない方はたくさんいると思いますが、中高生の方からもファンレターを頂いたりして、「デビュー当時よりもファンの方々の層が少しずつでも広がってくれているのかな」と感じる事があります。
後は、聞いた話だと、ファンの方が毎日毎日有線で僕の曲をリクエストして下さっていたり、テレビ番組でもNHKさんや、関ジャニさんの「仕分け∞」などなど、たくさん出演依頼を出してくれていたり…僕自身では見えない所で支えてくださっていた、感謝の一年でした。
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〜「歌謡曲の新星」と言われている川上さんですが、昔から歌謡曲を唄ってきたんですか?〜
大学の時に本格的に歌手を目指して来たんですが、その頃は歌謡曲を唄っていなかったんです。その当時はソウルミュージックがとても好きで聞いていたので、ホイットニー・ヒューストンやダニー・ハサウェイ、マーヴィン・ゲイやマイケル・ジャクソンなど…誰もが知っている有名な方の曲を唄っていました!
それから、今の事務所の方にスカウトされてジャンル問わず色々な曲を唄ってきたんですが、関係者の方々にも「声は良いけど、何か伝わって来ない」って言われていたんです。そんな時に、偶然、歌謡曲を唄うお仕事の依頼があったんです。水原弘さんの「好きと云ってよ」と言う曲なんですが、その時に初めて歌謡曲と言うものに触れて。この曲を唄った事で自分の心の鍵が開いたというか、今まで感情表現の引き出しが少なかった僕の壁を壊してくれたんです。
その時歌った曲をスタッフの方や関係者の方が聞いた時の反応が、今までと違っていて。歌謡曲を唄う事によって僕の魂(ソウル)が上手く乗ったみたいでした。それがきっかけで、歌謡曲をスタートしたんです。
 
〜歌謡曲とソウルミュージックはまったく別な世界ですが、戸惑いなどはなかったですか?〜
僕自身、「ソウルミュージックを唄っている感覚」と、今の「歌謡曲を唄っている時の感覚」が実は一緒なんです。おそらく、歌謡曲って昔ながらのバックボーンがあっての「日本の文化」だと思うんです。今のJ-POPも元々歌謡曲からの派生で生まれたものだと思いますし、日本文化の重みが凄くあって。ソウルミュージックも黒人の方々の文化の象徴で、そこで僕の中で歌謡曲とソウルミュージックがリンクしているんです。
 
〜第2弾シングル「アモーレ・アモーレ」がリリースされていますが、どんなところを聴いて欲しいですか??〜
僕を知らない方が初めて聴いたら、「え?男の人が唄っているの?」と感じて貰えると思います。べサメムーチョも同様ですが。僕の事を知って頂くきっかけって、大体そこから始まるんだと思います。そして、そこを飛び越えると川上大輔の声だ!って変わってくるんです!
是非、最初に聴いた時の印象と、聴いていく中での印象の変化を楽しんでいただけたらなと思います!!
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〜北海道にいらっしゃるのは2度目ですが、北海道の印象はどうですか??〜
あまり昔からプライベートで旅行などしていなかったんですが、メジャーデビュー以降様々な所にキャンペーンで全国各地に行かせて頂いて、お邪魔した主要な都道府県の中でも北海道が一番が好きなんです!!月並みかもしれませんが自然が豊かで空気が綺麗で。あとは、なんと言っても住んでいる方々の人柄ですね!北海道の方々は、本当明るいな!って思います!初対面を感じさせない人柄の方々が多くて、自然豊かな大地で育まれた人柄なんだなって感じます!

〜最後に、北海道のファンにメッセージをお願いします!〜
僕の母は、実は北海道出身なんです!僕自身は東京出身なんですが、自分の「また帰りたいな」って思える土地に、北海道がなれたらな…って思っています!北海道に来る機会をどんどん増やしたいなと思っているので、みなさんも無理をしない程度に応援していただけたらな、と思います!!よろしくお願いします!!
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