【2013年8月7日発行:GET'S 38号掲載】
取材協力:エンタメステーションin札幌ド真中
~ニコラス・エドワーズさんと言えば日本語がとてもお上手ですが、日本語を初めて勉強したきっかけは何でしたか?~
高校で第2外国語の単位が必要で、僕の学校の場合、選択肢がフランス語・スペイン語・ドイツ語・日本語があったんです。その時、先生に相談したら「難しいし、たぶん習得は、出来ないから、日本語 だ け は、辞めた方がいい」って言われて…日本語にしました(笑)出来ないだろお前!!みたいな感じが僕の挑戦心に火を付けたんですね。僕自身、元々漢字が好きで本当は先生にも日本語をすすめて貰いたかったんですけど、先生にまさか辞めとけと言われると思わなかったんです。でも、そのことがきっかけで、逆に日本語を勉強して習得してやる!って強く思えました。
勉強を始めてから、日本のJ-POPに出会ったりして日本のエンターテインメント業界に興味を持ち始めて、いつの間にか、勉強と言うより、僕にとって日本語の勉強が趣味になっていったんです。
そして2008年に短期の留学で、初めて日本に来た時には、日常会話は、ある程度出来るようになっていたんですけど、イントネーションなどまだまだで、とにかく単語力が弱かったのを実感しました。日本の方とお話したときに、深い話をしていたりすると、自分の内なる感情が、相手に思ったようなニュアンスで伝わらなくて、そこでまた日本語の勉強に火が付いてしまってさらに頑張ろうって思えました。
~2011年に「のどじまんザ!ワールド」に出場して、「美しすぎる18歳」など話題になり、日本のエンターテインメント業界に衝撃を与えたニコラスさんですが、日本の曲で初めて聴いた曲は何でしたか?~
初めて聴いた曲は、コブクロさんの「蕾」でした。さらに、実は初めて録音した曲って言うのがあって、それはGACKTさんの「野に咲く花のように」でした。僕の父が歌手をやっていたんですが、人がいない時にスタジオを使わせてもらってプライベートで録音したりと思い出深い曲なんです。なんですが、その時に録音した曲は誰にも聴かせた事はありません!恥ずかしくて(笑)
~ブログも大人気のニコラスさんですが、女性ファンにすごく応援していただいてますよね。
そこで! 女性ファンが気になるであろう、ニコラスさんの好きな女性のタイプを教えて下さい!~
強い志がある人が好きです!深い話になっちゃうんですけど、自分の事を自分で認められる人と言うか、自分の価値を自分の中で計らってる人に魅力を感じます。見た目や年齢、言語や国籍も特にこだわっていなくて、自分の魅力を認識して、自分の磨かなければいけない部分を理解している人がいいですね!
僕は、わりと恋愛経験が少なくて、一人でいることが多かったんで、自分一人でも大丈夫な人なんです。なので、僕と似たような人と二人で寄り添って生きていくのが一番僕にとって理想です。今の時代、男性だけが野心を持って生きていく時代ではないと思うので、野心をもっていて、将来の夢や希望に志をもっている女性が好きですね!
~ご自身の21歳の誕生日である2013年7月31日にリリースされたデビューシングル「fが歌詞(うた)になる」、どんなところに注目してもらいたいですか?~
一番注目してもらいたいのは曲が物語る「ラブストーリー」ですね。きっと国とかも関係なく愛と言う感情は誰にでもあると思うんです。僕がこの曲を聴いて浮かべたストーリーはもちろんあるんですけど、聴いた人が自分にあてはめて貰って曲のストーリーを感じたままに受け取ってもらいたいです。
僕は歌手というか、ストーリーテラーとしてこの曲を歌わせていただいていると思っているんです。僕のこの曲に受けた感情と、聴いた方が思い浮かべた感情、それが合わさって一つの作品になると思っています。なので自由にこの曲を自分の良いようにとらえて感じ取ってもらって、愛について考えてもらえたら嬉しいです。今回のリリースはこの四年間必死で追いかけて来た夢で、同時に新たな夢へのスタートラインだと思っています。今までどうなるかわからない僕をバックアップしてくれてきた方々や応援し続けてくれたファンの皆さんにこれから恩返しをしていきたいです。僕自身、常に夢を追いかけて行きたい人なんで、今回のリリースは一つの夢が叶った瞬間ですが、支えて来てくれた方々のためにも、さらに大好きな歌に専念し、大好きな日本に専念し、これからもっと僕が感じた日本の良さを世の中に伝えて、同時に僕の歌を聴いてくれた人たちに夢を与えるアーティストになれるようなっていきたいです!
~今回初めて北海道に来た感想はどうでしたか?~
サッポロファクトリーでジンギスカンを食べたんですけど、感無量でした!「もう帰りたくない!!」って思うほどに。今度北海道に来たときには、野外でジンギスカンBBQをやりたい!って思いました(笑)あと、僕の地元がポートランド市なんですけど、札幌と姉妹都市なんです。街並みも凄く似てて落ち着ける街だなって思いました。住んでる人たちも皆さんとても優しくて、ファンの皆さんやお仕事で一緒になった方も皆さん常にニコニコしていて笑顔が印象的で大好きになりました! 絶対また来ます!!!
~最後に北海道のファンに一言お願いします。~
今回北海道に初めて来て本当に大好きになりました!ファンの皆さんも本当暖かく迎えてくれて嬉しかったです!「あれ食べてみて!」「あそこに行ってみて!」と言う言葉もたくさんもらったので、是非また来たいです!
これからもっと成長して北海道で歌を唄えるようになって、北海道に来る機会を増やしたいなって思いますので、これからも応援よろしくお願いします!!