2012年12月7日発行:GET'S 30号掲載
取材協力:スープカリー&バー GARAKU(札幌市中央区南3条西2丁目)

〜全国47都道府県ストリートライブツアーを決意したきっかけは何ですか?〜
私自身がライブアーティストになりたい…(歌を)『生』で伝えたいという想いが自分自身の中で強くありまして。なるべく『生』で伝えられるところは伝えていきたいなと思ってて…事務所の人と、「せっかく『生』でライブやCDの手売りするんだったら、ちょっと大きく出ちゃおう」みたいな話をしたんです。どうせやるんだったら、ちまちま1つの場所だけでやるんじゃなくて、もう、全国旅しちゃって、ひとりでも多くの方に、ファンになってもらいたいねって。
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〜全国の旅を沖縄からはじめた理由とかってあるんですか?〜
桜前線みたく暖かい所からスタートして、北海道まで縦断していきながら、全国に歌でHAPPYな風を届けたいな…って。桜前線ならぬ「はつみ前線」的な感じで。
〜ストリートライブの旅では「1都道府県ごとにCDを100枚手売りする」というルールを決めていたそうですが…〜
「ストリートライブをやりながらCDを手売りする」こと自体、この旅が初めてだったんです。なので、「1日に何枚売れるんだろう?1県でどのくらいできるんだろう??」っていうのが全然イメージつかなかったんですよ。だから逆に「やっちゃおう!」みたいな勢いになっちゃったんですけど。売れる地域もあれば売れない地域もあったり…とか、結構それぞれの地域性が違ったりしましたね。
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〜メジャーデビューシングル「本日のスープ」リリースに関して、俳優・大泉洋さんとの出会いが大きな要因とうかがっておりますが…?〜
去年、配信限定で「君がいる」という曲をリリースさせていただいたんですけど、この曲をAIRDOさんの機内放送で流してくださってて。たまたまその飛行機に乗り合わせていた大泉洋さんが、普段は落語しか聞かないのに、同じチームナックスの音尾琢真さんがナレーションをしているのでって理由で、これまた、たまたま聞いてくださったんだそうです。で、そのときに「君がいる」を聞いて、すごく感動してくださったらしく…それで去年大泉さんの全国公演「大泉ワンマンショー」でカバーして歌ってくれてたらしいんですよ。私はそのことを全然知らなくて、ファンの方からブログでメッセージ頂いて初めて知ったんです。そして「大泉ワンマンショー」の静岡公演のときにお邪魔させてもらって、初めてお会いしてご挨拶して…いろいろお話とかしてたら「仙台の千秋楽は(はつみちゃんが)歌いに来てくれないかな?」って言ってもらえたので、はいもう是非!って感じで、千秋楽で「君がいる」を歌わせてもらったんです。折角だから一緒に何か歌おうってことになって、それで「本日のスープ」を大泉さんと一緒に歌ったんです。この偶然の、嘘のような本当の話を何か形にしたいって気持ちから、今回のメジャーデビューシングルを「本日のスープ」に決めました。今度は逆に大泉さんの曲をカバーしようって事で。
今回のCDには沢山の偶然が詰まっています。私がどこかで全国縦断を諦めていたり、北海道をゴールの地にしていなかったり、大泉さんとの出会いがなかったり…1つでも欠けていれば、今回のCDがリリースされる事は無かったと思います。
〜ファンの皆様へひとこと〜
「本日のスープ」は寒くなるこの季節にぴったりな曲。心がほっこりして頂けると思います。この歌で、私がファンの方の暖炉になれたらと思います。これからも近い距離で歌を届けて行けるアーティストになっていきたいので、今後とも私の側にいてくれたらなと思います。応援よろしくお願いします!